わが家の娘。
現在5年生ですが、公立中高一貫校の中学受検を目指しています。
5年生の4月から進学塾へ入会し、小学校の学習の強化や入試で出題される適性検査対策を必死に学習しています。
そして私のいきつけの美容室で、天地がひっくり返るような中学受験の情報を耳にしました。
この記事は中学受験について、5年生から目指すのは遅い説と、伸びしろから、まだ諦めるには早い説を、体験談からまとめています。
気になるポイントは、目次からご確認ください。
中学受験の先輩が身近にいた
いつもお世話になっている美容室のオーナーから聞いたお話です。
実はオーナーの娘さんも過去に中学受験をしていたこと。
そして、娘と同じ塾へ通い、娘と同じ志望校を受験していたこと。
奇遇にも、中学受験を目指したことのある先輩がこんなに身近にいたのです。
色々とお話を聞いてみました。
受験が間に合わない
オーナの娘さんですが、小学校の2年生から英会話教室や進学塾へ通っていたそうです。
小さい頃から勉強が好きなようで、塾に通い受験を目指すということになったそうです。
ここまでは、うちの娘と同じタイプの娘さんだな、と思いながらお話を聞いていましたが、オーナの娘さんは受験に失敗したそうです。
公立中高一貫校の中学受験
オーナーの娘さんのお話は、天地がひっくり返るような出来事に加えて、とてもショックでした。
小学校の2年生から塾へ通い、受験対策をしていた娘さん。
勉強が好きで努力を重ねてきたけれど、合格できないほどの難易度。
我が家の娘が目指しているのは、その難易度の高い中学です。
難関校といわれている中学なので、難しいのは承知していますが、成績優秀で小学校の2年生から塾へ通っていても合格できない中学がどのような所なのか気になります。
受験対策はいつ頃からがベストなのか
うちの娘は、小学校の5年生から塾に通い始めましたが、塾のスピードに追いつくのがやっとです。
幼い頃から入塾していた生徒さんは、長年の積み重ねもあり習熟度の観点からも、優秀であれば高確率で合格できるだろうと私は勝手に解釈していました。しかし、そういうことでもないそうです。
知人の娘さんのように、
優秀で、2年生から受験対策にしっかりと取り組んでいる状況でも合格できないこともある
ということは、うちの娘は、かなり難しいと思われます。
そして、娘の状況からすると、5年生から受験を目指すのは遅すぎたかも知れません。
今から絶対に無理と決めつけるつもりはないのですが、相当な努力をしても奇跡を起こすくらいの覚悟が必要だと思いました。
受験対策は基礎学力の上を目指す学習を
うちの娘は、小学校の成績はトップなのですが、進学塾では結果がいまいちなので、それだけに塾では受験対策を徹底的に学習する必要があります。
しかし公立中高一貫校は学力の高い生徒の集まり。
塾生の中でも、その中の一握りが合格できるという中学。
今まで以上に、さらに上の勉強をこなす必要がありそうです。
入塾の際にも、基礎学力の上を目指す学習を目的とした授業を行うとは説明を受けました。
そして、現時点の子供の学力状態を知るためにも、入塾にテストを設けていました。
娘の通う塾は、街中でも多数の合格者を出していると言われている進学塾です。
通常の模試の全体順位もですが、受験の合否が発表がされると、塾にも合格者の名前と合格した学校名が、貼り出されていました。
そして、水準の高い合格実績もありました。
基礎学力の上を目指す学習とは、私が想像していた事とは次元の違う、すごい世界のようです。

受験をするのは子供自身
田舎暮らしなことを言い訳にはしたくないのですが、習い事を始めたくても子供の徒歩圏内には塾どころか、お店も何もありません。
そして、車で街中まで行って何とか、それなりの教室があるくらいです。
塾はありますが、芸術系やスポーツ系も特殊になると県外に行かなければ習うことが出来ません。
受験に関しては目指す学校や子供の学力によっても、対策を始める年齢が変わってくることを実感しています。
うちの娘の場合は、かなり幼い頃から好奇心旺盛で学ぶことが好きでした。
なので田舎の事情を言い訳にせずに、小学校の入学当初から塾に通わせるなど、先取り学習をさせておけば良かったと今更ですが思います。
そして、塾に入るタイミングは子供が始めたいと思ったタイミングが一番良いと感じました。
今回は美容室のオーナーのお話で、受験に対するハードルが一気に上がってしまい、私の気持ちがブレてしまいました。
ハードルが高くても娘が目指すと言っているのなら、私も覚悟を決めてしっかりとサポートしたいと思います。
情報過多の世の中なので、母である私自身の気持ちが迷子になってしまうところがありますが、1番大変なのは娘本人。
もっと娘を信じて大きく構えていきたいと思いました。
羅針盤のような存在になりたいのですが、私もまだまだ修行が必要です。
【入塾10ヶ月後の追記】伸びしろは本人次第
「中学受験を5年生から目指すのは遅いのか」について、追記事項をまとめました。
5年生から中学受験を目指し、成績が伸び悩んでいる方がいたとしたら朗報です。
わが子の例として、入塾テストである春期講習の学力模試と11ヶ月後の学力模試の偏差値推移と画像になります。
入塾当時、2024年3月末 春期講習学力模試の偏差値→
2教科(国、算)「39.7」
入塾4ヶ月後、2024年夏季講習学力模試の偏差値→
2教科(国、算)「63」
入塾10ヶ月後、2025年2月の学力模試→
2教科(国、算)「70」
4教科(国、算、理、社)「69」

入塾から約10ヶ月後の偏差値は「39.7から70」までアップすることができました。
以上のことから、中学受験については、5年生からでも6年生からでも本人次第ということが分かります。
入塾4ヶ月後から、成績が上がり始めた当初の、娘オリジナル勉強方法も、関連記事にて公開していますので、興味のある方は関連記事をご覧ください。
娘については比較的、短期間で偏差値が上がりましたが、勝負はこれからという段階です。
まだまだ安心出来る状態ではありません。
6年生の受検日までの1年間で、あとどれくらい学力を引き上げられるかによります。
今後も子供に合う学習方法で乗り切りたいと思います。
また、日々の学習を丁寧におこない大切にしていくことを課題とします。
中学受験をこれから考えている方や、現在成績が伸び悩んでいる方も、わが子の入塾当初の偏差値を事例とするなら、取り組み方次第では、まだまだ伸びしろがあると思います。
娘もですが皆さんも、やれるところまでやり切って、後悔の残らないかたちで受験に臨めますように。
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